お知らせ

2021年01月08日

手洗いうがいに加えて一番重要な感染対策は口腔ケアです!!

みなさま、こんにちは😃

2020年は待ちに待った東京オリンピックも延期になり、

先の見えない不安で当たり前のものが当たり前でなくなることを痛感した1年でした。

そんな中、多くの方の知恵と人との繋がりを強く感じることができた1年ではなかったでしょうか?

何かできることがないか考え実行される方達の行動をニュースで多く拝見し、

歯科では多くのマスク・アルコール・フェイスシールドを寄贈していただきました。

深刻なマスク不足の時、マスクがないなら作ろうという発想から、

今ではファッションの一部になる程多くの種類やデザインが生まれマスク不足の問題が解決しました。

ないならこうしてみようという多くの方の知恵と経験が今の感染対策の基盤を作ったと思います。

当初、不要不急の外出を控えましょう!という呼びかけから

歯科治療・定期検診をためらう方も多かったと思います。

しかし、歯科の立場からお伝えしたいことは、

口腔内環境を改善・整えることが感染対策に重要なことだと知って欲しいのです。

口腔内環境が悪く特に歯周病菌が増えると

歯周病菌が出すプロテアーゼ(強力なタンパク分解酵素)が

口腔粘膜の表面に傷をつけてウイルスが侵入しやすい環境を作るのです。

実際に海外では重度・亡くなられた方の口腔内から大量の歯周病菌が見つかったそうです!!

つまり、お口の中が汚れていて歯周病などがある人は

感染した場合、重症化リスクが高まる可能性があるのです!!

大人より子どもが新型コロナウイルスに感染しにくく軽症や無症状ですむのは、

子どもには歯周病がほとんどないことが理由の一つだそうです。

手洗いうがいに加えて

毎日の丁寧なブラッシングと定期的な歯科医院での専門的なクリーニングが

一番の感染対策になることをぜひ覚えておいてくださいね。

また、当院も含め、歯科医院では感染対策が今まで以上にされていますので

安心してご来院ください。

第3波のいま、

都心部では医療機関が崩壊し始めています。

今日、ニュースで年末年始休みなく働く保健所の方がインタビューで

涙を浮かべ声を震わせながら今の深刻な状況と感染対策への協力を話されていました。

感染したら誰かが助けてくれると思わずに、

保健所を始め医療機関で懸命に働く方達を守るために

感染しないための行動をとっていきましょう。

そして、

コロナウイルスに立ち向かうにはお口の健康があってこそなのです!!