お知らせ

2020年08月31日

噛むことについて

みなさん こんにちは。
夏休みも今日までですね。コロナで普段より短く、どこにも行けない夏休みは今年だけであってほしいものです・・・。
運動会も無事開催されますように。

さて、お話は変わりますが、みなさんはお食事の時よく噛んで食べていますか?
子供の頃から言われていたのが、30回は噛んで食べなさい。と言うことです。
一回の食事で噛む回数は、戦前と戦後では大きく異なるそうです。
戦前では平均1420回、戦後では620回と激減しているのです。
差がありすぎてビックリですよね。

たくさん噛むことによって、食べ物が細かく噛み砕かれ、唾液と混ざって水分が増し、飲み込みやすくなります。唾液には消化酵素のアミラーゼが含まれるため、体内での消化や吸収を促進する重要な働きをします。
噛む回数の少ない柔らかい食べ物は、歯に付着しやすく、唾液の分泌も少なくなるので、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
子供たちでは、顎が小さく永久歯が生えるスペースが不足し、結果歯並びが悪くなってしまいます。
そうならないためにも、小さいうちからよく噛んで、固いものを食べると言うことはとても大事なことなんですね。

たくさん噛むことは、健康のためにもとても大切です。他にもたくさんいいことがありますので、毎日のお食事の『噛む』を少しでも意識してみてくださいね。